そこに「色」が落ちていて
■色について
この自然界において、意味のある色彩は、「必ず」、
カムフラージュ or 自己顕示 のどちらかの意味があります。
魚を見るとわかるのですが、
ほとんどの色がカムフラージュの役目を果たしています。
サメの体の上が青で、腹が白いのは、
上から見たら海の青と同化するため、
下から見上げたら光に染まった白い海と同化するための
カムフラージュになっています。
他の魚にしても、背が青色で腹が白いのは、
そういう理由からです。
海の深いところにいくと、青い光しか届きません。
なので、赤い色は青い光に反射しないので、
赤い色の生き物は周りに同化して
見えないようになっています。
つまり、赤みがかったタコが多いのも、
赤い魚がいるのも、保護色になるためなんですね。
こう考えると、「(理論上は)青い魚よりも
赤い魚のほうが比較的深いところにいる」
という推測が成り立ち、回転寿司なんかで
ちょっとしたウンチクが話せそうですね。
「この魚赤いからよ、多分よ、深いトコにいんぜ」
「へー、へー」
…2へぇくらいは貰えるはずです。
ちなみにクラゲは、ぐるぐる回転したりするので
どの方向からも保護色になりやすい「透明」に
なっていると言われています。
また、アマゾンのエンゼルフィッシュは、
銀色に光った体を利用して、日光攻撃をします。
なわばり争いのときこの体を傾け、
日光を相手の眼に反射させ倒すのです。
おそろしい。
人類を例にあげると。
19世紀までのヨーロッパの軍隊は
警告色の派手な軍服を着ており、
相手に脅威を与えていました。
しかし20世紀に入ると、射程距離の長い銃が中心になったので、
迷彩服(カムフラージュ)の軍服に一変しました。
会社とかでもそうなんじゃないでしょうか。
目立つべき日は派手めなネクタイ、
おとがめをくらいたくない日は地味なネクタイを
しめて会社に向かうはずです。
じゃあ、現代の女性がオシャレな理由は??
…こればかりは、「自己顕示」、「カモフラージュ」以外の
特別な理由があるのかもしれませんね。
2007年05月15日 遺伝子・生物 トラックバック:0 コメント:3